三井生命、次期社長に吉村氏 「成長ステージに向かう」

三井生命保険の社長就任が決まった吉村俊哉取締役常務執行役員(右)と会長に就任する有末真哉社長=30日、東京都中央区
三井生命保険の社長就任が決まった吉村俊哉取締役常務執行役員(右)と会長に就任する有末真哉社長=30日、東京都中央区【拡大】

 三井生命保険は30日、吉村俊哉取締役常務執行役員(57)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。有末真哉社長(59)は代表権を持たない会長に就く。日本生命保険傘下に入って初めてとなる中期経営計画の開始に合わせて体制を改める。

 吉村氏は企画部門を統括する立場で、日本生命との経営統合交渉に携わってきた。記者会見では「再生ステージから成長ステージに向かう転換期に社長のバトンを受け取る」と述べた。

 日本生命との商品相互供給や証券管理業務の統合を進め、保険料収入の目安となる保有契約年換算保険料の純増や、契約者に約束した利回りを下回る「逆ざや」の解消を目指す考え。

 吉村俊哉氏(よしむら・としや) 東大卒。昭和58年三井生命保険。営業企画担当部長、主計部長などを経て平成26年から取締役常務執行役員。神奈川県出身。