LED並みエコ「CCFL」照明に注目 広範囲照射、ブルーライト軽減 (2/3ページ)

CCFL照明「アイセーブ」を紹介するファーストネーションズの杉山寿之社長=2017年12月、東京・有明の東京ビッグサイト
CCFL照明「アイセーブ」を紹介するファーストネーションズの杉山寿之社長=2017年12月、東京・有明の東京ビッグサイト【拡大】

 --LED照明との違いは

 「省エネ性能だけで選ぶならLEDを推すが、光の質は大きな差がある。一つは配光範囲だ。LEDは点光源で直線性が強い。このため影が強く視認性も良くないうえ、明るいのは真下だけ。十分な明るさを得るにはLED照明器具の数を増やす必要がある。一方、CCFLは360度全方位に発光する線光源なので均一な光を広範に照射できる。影も自然につくため視界は良好になる。演色性(光源によって照らされたモノの色の見え方)が高く、はっきりと見えやすく明るく感じる」

 ブルーライト軽減

 --「目に優しい」というが

 「LEDの光はグレア(まぶしさ、ぎらつき)が強く、瞳孔が閉じてしまい暗く感じる。CCFLの光はグレアがなく、まぶしく感じない。またLEDの問題点といわれるブルーライトも軽減できるので目に優しい。ブルーライトは短波長で眼内で光が散乱しピントを合わせづらく、モノがくっきりと見えにくいという。また角膜や水晶体で吸収されず、網膜まで到達し長時間の暴露を受けると目の回復機能が追いつかず眼病の原因になるといわれている」

 --にもかかわらず日本ではCCFLの知名度は低い

 「CCFLを採用する企業は世界で1万社強、直管蛍光灯タイプで150万本を超える採用実績がある。日本でも11年3月の東日本大震災時に節電ブームで注目されたが、その後はLEDの量産効果による価格低下で競争力が落ち、メーカーも蛍光灯技術を廃棄しLED生産を強化。ユーザーの選択肢がLED一択になってしまった。ブルーライト問題を解決するためにもCCFLを普及させる必要がある。アイセーブも発売から2年が経過、販売代理店網も整備したので『目に優しい照明』をPRして知名度向上に努める」

目のケアのため学校に