フェイスブックのユーザー数、北米初の減少 1日5000万時間少なく

ノートパソコンの画面に映し出されたフェイスブックの登録ページ(AP)
ノートパソコンの画面に映し出されたフェイスブックの登録ページ(AP)【拡大】

 米フェイスブックは1月31日、北米で初めて日々のユーザー数が減少していると発表した。同社はソーシャルネットワークに人々が費やす時間が少なくなっていることを要因に挙げている。

 同社によれば、2017年10~12月期(第4四半期)の1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は14億人となったという。ブルームバーグが調べたアナリスト3人の予想平均の14億1000万人をわずかに下回った。これはユーザーの伸びとして過去最低に相当する。米国とカナダのDAUは1億8400万人と、7~9月期(第3四半期)の1億8500万人から減った。

 フェイスブックにとって昨年は苦難の年であり、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同社の主力であるニュースフィードについて見直すことになり、変更によって同社のソーシャルネットワークに費やされる時間などが減る可能性があると警告していた。

 ザッカーバーグCEOは同日、フェイスブックが10~12月期に講じた変更により、ニュースフィードでの口コミ動画数が減ったとし、こうした一連の見直しの結果、フェイスブックで1日当たりに費やされる時間は既に約5000万時間少なくなったと指摘した。

 RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、マーク・マハニー氏は「彼らは財務面の基本中の基本である牽引(けんいん)役の一つについて警告してきた。これは恐らく株価への重しとなるだろう」との見方を示した。

 同日発表した17年10~12月期決算は売上高が129億7000万ドル(約1兆4190億円)、最終利益が43億ドルだった。(ブルームバーグ Sarah Frier)