配信ドラマ「チェイス」とうてい看過できない…日本テレビもアマゾンに抗議

Amazonプライム・ビデオのドラマ「チェイス」にダブル主演した本田翼さんと大谷亮平さん
Amazonプライム・ビデオのドラマ「チェイス」にダブル主演した本田翼さんと大谷亮平さん【拡大】

  • 清水潔氏の著書『殺人犯はそこにいる隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』

 日本テレビは2日、アマゾン・ジャパンのインターネット配信ドラマ「チェイス」について、「過去に放送した番組を想起させる内容である」として、同社と制作会社のジョーカーフィルムズに1月30日付で抗議文を送付したことを明らかにした。

 「チェイス」は、過去に起きた5件の連続幼女誘拐殺人事件の真実を、テレビ局の女性社員と男性ジャーナリストが追う-という内容の連続ドラマ。

 同ドラマをめぐっては、日テレ局員のジャーナリスト、清水潔氏のノンフィクション「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」と「ストーリー展開やセリフなどに共通点が多い」として、清水氏と発行元の新潮社が1月、アマゾン・ジャパンなどに配信中止を要請している。

 日テレは、平成21年の「NNNドキュメント 足利事件・暴かれた冤罪(えんざい)」や、22年の「同 検察…もう一つの疑惑」などの報道番組で、同事件を取り上げていたとし、「一連の報道を想起させる内容にもかかわらず、当局はもとより、被害者遺族への連絡・取材も一切なかった。倫理的な観点などから、とうてい看過できない」としている。