トヨタ系部品7社 17年4~12月期 販売増、円安で3社最高益

デンソーの本社(ブルームバーグ)
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 トヨタ自動車グループの主要部品メーカー7社は2日、2017年4~12月期連結決算を発表した。国内外で販売が増加し、円安も追い風となりデンソーとアイシン精機、ジェイテクトは売上高、最終利益とも過去最高となった。最終利益は全社が増加した。豊田合成は売上高が最高だった。

 デンソーは売上高が前年同期比11.7%増の3兆6990億円、最終利益は31.6%増の2512億円。中国やタイなどアジアを中心にエンジンや空調部品が伸びた。

 アイシン精機の最終利益は1.9%増の964億円で、自動変速機の販売が好調だった。ジェイテクトは中国や欧州でステアリング事業が堅調で、68.7%増の413億円だった。豊田自動織機は28.2%増の1461億円。

 18年3月期業績予想はデンソーやアイシン、トヨタ紡織、愛知製鋼の4社が売上高、最終利益ともに上方修正した。円安効果に加え、米国の法人減税で税負担が減少する。

 デンソーの松井靖常務役員は18年春闘については「過去最高の収益を上げており、ベースアップとボーナスともに前向きに考えたい」とした。