証券大手5社17年4月~12月期 株高追い風に3社増収増益

 証券大手5社の2017年4~12月期連結決算が出そろい、野村ホールディングス(HD)など3社が増収増益となった。日経平均株価の上昇に伴い株取引の手数料収入が伸び、投資信託の販売も好調に推移した。

 野村HDは、売上高に当たる純営業収益が前年同期比6.1%増の1兆1189億円だった。最終利益は10.3%増の1966億円と、米国会計基準の適用を始めた01年以降で4~12月期として過去最高を更新した。

 大和証券グループ本社の最終利益は2.3%増の835億円。SMBC日興証券は前年同期に外資との事業提携見直しによる特別損失を計上した反動もあり、88.3%増の495億円と大幅に増加した。両社は純営業収益も増えた。

 三菱UFJ証券ホールディングスは純営業収益が2.1%増となったものの、最終利益は持ち分法適用会社の投資が不振で13.7%減少。みずほ証券は米国の子会社が連結対象から外れたことが響き、減収減益だった。