電機大手3社、最高益を更新 4~12月期 円安・海外が押し上げ (1/2ページ)

 経営再建中の東芝を除く電機大手7社の2017年4~12月期連結決算が5日、出そろった。日立製作所とソニー、三菱電機の3社の最終利益は4~12月期として過去最高を更新。残る4社も増益か黒字転換だった。

 円安や好調な海外事業が利益を押し上げ、ソニーと三菱電機、パナソニック、NECの4社は18年3月期の通期業績予想を上方修正した。

 パナソニックが同日発表した4~12月期連結決算は、自動車関連事業などが牽引(けんいん)し増収増益を確保。18年3月期は、モーターなどの産業向け事業が堅調なことや、円安の影響を織り込み、営業利益予想を3500億円(従来予想は3350億円)に、最終利益予想を2100億円(同1600億円)にそれぞれ引き上げた。最終益は前期比40.6%増の大幅増益となる。

 ソニーは、スマートフォンの画像処理に使う半導体の事業などが好調で、18年3月期の営業利益予想は前期の2.5倍の7200億円と従来予想から900億円上振れする。

 日立製作所は中国向けの建設機械事業や英国の鉄道事業などが大幅な利益増に貢献した。シャープは4~12月期の最終利益が553億円の黒字(前年同期は411億円の赤字)に転換した。

電機大手7社の2017年4~12月期連結決算