砂型鋳造のJMC、第5期棟が完成

 3Dプリンターによる試作および砂型鋳造を手掛けるJMCは、長野県飯田市にある鋳造工場「コンセプトセンター」内の新棟(第5期棟)を稼働した。投資額は約6億円。

 新棟の延べ床面積は約1400平方メートルで、砂型造形ミキサー1基と溶解炉1基、仕上げのための周辺設備などを増設し、作業動線の改善を図った。溶解炉設置のためのピットを最大8基分備え、将来の大幅な設備増強にも備えた。

 また最新鋭の非破壊検査装置や強度試験機も導入し、鋳造直後の形状測定や内部品質の検査などを強化して、不良品発生率の低減を図る。このほか、発光分光分析装置による合金成分の検査、精密万能試験機なども導入し、多角的な品質管理体制を構築した。

 鋳造工程は一般的に3K(きつい、汚い、危険)とのイメージが強いが、新棟では全館自動空調設備も整え、作業環境の改善を図るとともに、温湿度の変化に敏感な鋳造品の品質管理も向上させた。