スリーフォレスト「超高齢化市場」対応へ 高齢者向け外食宅配、ヘルパー通じアプリで注文 (1/2ページ)

高齢者向けの新しい外食宅配サービスについて発表するスリーフォレストの三森智仁社長=東京都港区
高齢者向けの新しい外食宅配サービスについて発表するスリーフォレストの三森智仁社長=東京都港区【拡大】

 外食コンサルティングのスリーフォレストは高齢者向けの外食宅配サービスに参入する。4月から本格的にサービスを開始し、10月までに東京都内のほか、全国の主要都市に拠点を広げる。2020年までに100万人以上の利用を計画している。

 同サービスでは、外出が困難な高齢者が担当ヘルパーを通じてアプリで近隣の店舗に注文。指定時間にヘルパーが店舗で受け取って高齢者に届ける。店舗はスリーフォレストに仲介手数料を支払い、同社がヘルパーの所属する介護事業者に宅配代行料を入金する。利用者は、商品代金以外に宅配料などがかからないため、店舗と同じ料金で購入できる。

 「ハッピーテーブル」は要支援や要介護1、2といった認定を受けている比較的軽度な人の利用を想定している。和洋中華のほかファストフードなど複数の外食チェーンと提携し、多様な好みに対応している。

 ヘルパーを通してアプリで発注するため、スマートフォンに不慣れでもオーダーできるほか、月ごとの口座引き落としなので現金の持ち合わせがなくても利用できる。外食事業者にとっては宅配インフラ整備に投資することなく、これから伸びる高齢者市場を開拓でき、介護事業者は副収入を得られる。

 3月ごろまでに東京都内で実証実験を始め、4月から本格稼働する。10月までには北海道、静岡、愛知、大阪、兵庫、福岡の各道府県の都市部へサービス網を広げていく。