チャレナジー、THKなどから2.8億円

 風力発電ベンチャーのチャレナジー(東京都墨田区)は1月31日付で、直動システム大手のTHKと三井住友海上キャピタル、リアルテックファンドを引受先とする第三者割当増資を行い、約2億8000万円を調達した。チャレナジーが事業会社から出資を受けるのはこれが初めて。調達資金は開発中の定格出力10キロワット風力発電機の技術開発などにあてる。同社の風力発電機は、プロペラの代わりに回転する円柱が風を受けたときに発生する「マグナス力」を使って風車を回す。円柱の回転数を制御することで、台風のような強風時にも発電ができるメリットがある。