カルビー“ご当地ポテチ”、島根は「出雲ぜんざい味」 甘さと塩味の絶妙バランス

「ポテトチップス出雲ぜんざい味」をPRする伊藤社長
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 大手菓子メーカーのカルビーは、島根県の“ご当地ポテチ”として「ポテトチップス出雲ぜんざい味」を19日に発売する。甘さと塩味のバランスが絶妙な変わり種ポテチとして、注目を集めそう。

 同社が全都道府県で展開する「ラブ・ジャパン」プロジェクトの一環で、地元に根付いた味をポテチで再現。出雲は「ぜんざい発祥の地」とされ、同県職員らの協力を得て約1年がかりで商品化した。パッケージには、縁結びの神様・出雲大社(同県出雲市)にちなんでハートをイメージした水引などをあしらった。

 伊藤秀二社長が6日、県庁を訪れ、出雲ぜんざい味の発売をPR。試食した溝口善兵衛知事は「島根らしい味でおいしい。食べ始めると止まりませんね」と太鼓判を押した。

 出雲ぜんざい味は中四国エリアで発売し、3月下旬には販売終了の見込み。同社は昨年9月以降、35都道府県でご当地ポテチを商品化。鳥取県版では昨年11月、「砂丘をイメージした珈琲(こーひー)味」を発売した。