【私の仕事】パソナフォスター・亀本香順さん 保育園で「働く母親の力に」

「保育園での出来事を親と共有して、一緒になって子供を見守ることも大切」と話す亀本香順さん
「保育園での出来事を親と共有して、一緒になって子供を見守ることも大切」と話す亀本香順さん【拡大】

 保育施設の受託運営などを手掛けるパソナフォスター(東京都千代田区)に所属し、ローソンの事業所内保育施設「ハッピーローソン保育園」(同品川区)の施設長を務める。

 朝8時ごろ、0歳から3歳の子が登園、0歳児5人の世話をする。「大切な命を預かる仕事。母親に子供の体調を詳しく聞く」。健康に気を配り、体温を測って熱がないか注意する。「表情や様子を見ながら、おむつを替える。必ず便の色や形を見て体調の変化を確かめる」

 ミルクを飲ませるなどした後、公園や神社に散歩に行く。園に帰って昼食をとらせ、昼寝をさせる。絵本を読み聞かせ、ままごとなどをして遊ぶ。

 通い始めは親から離れたくなくて多くの子が泣く。信頼されるようになると泣かなくなり、膝の上に乗ってくる。「こちらをふり返っては見守っているのを確認し、安心して遊ぶ姿を見るのが一番うれしい」

 子供と接する時に大切にしていることがある。「一人の感情を持つ人間で、したいことや遊び方を尊重して付き合う」

 通常の保育園とは違い企業に合わせて開園する。服やタオルを汚してしまった時は園で洗濯する。「少しでも働く母親たちの力になれたらと思っている」

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【プロフィル】亀本香順

 かめもと・かより 聖カタリナ女子短大(現・聖カタリナ大)卒。保育士の資格を取得。2017年6月から現在の保育園に勤務。47歳。広島県出身。