ソフトバンクが配車アプリ開発、今年度中に大阪・京都・福岡で実験 タクシー向け、中国大手と

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  • ソフトバンクの孫正義社長=東京都港区(桐山弘太撮影)

 ソフトバンクは9日、中国配車大手の滴滴出行と組み、日本でタクシー事業者向けの配車アプリを開発すると発表した。今年中に東京都、大阪府、京都府と福岡県などで実験を始め、合弁会社も設立する。

 滴滴の持つ人工知能(AI)を活用し、乗客の需要を予測する。ソフトバンクの親会社、ソフトバンクグループは滴滴に出資しており、今回のアプリ開発で関係を強化する。

 タクシー向け配車アプリを巡っては、ディー・エヌ・エー(DeNA)が今春の実用化を目指すなど、各社で開発が加速している。