コンビニ各社が“ついで買い”強化 セブンはドリップコーヒー大幅刷新 (2/2ページ)

セブンイレブン店舗外観
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 全日本コーヒー協会の調査によると、レギュラーコーヒーの1週間当たり飲用量は10年には3.27杯だったが、16年は3.89杯と約20%増加。この間に広がった“コンビニコーヒー”の押し上げが大きいとみられる。

 一方、缶コーヒーの販売量は13~17年の間に約3%減と苦戦している。飲料各社は風味改良やブランド戦略の強化に加え、持ち運びしやすいボトル商品を増やしてファンの囲い込みを図っている。

 ■コーヒーをめぐるコンビニと飲料メーカーの動き

 セブン-イレブン・ジャパン 焙煎方法を改良し、使う豆を1割増量

 ファミリーマート 昨秋の刷新でブレンドする豆を2種類から4種類に

 ローソン 1杯500円の「パナマ ベイビーゲイシャ」を限定販売

 日本コカ・コーラ カフェインを含まない「ジョージア」を投入

 サントリー食品インターナショナル 「ボス」発売25周年キャンペーンを展開

 キリンビバレッジ 豆をサクラで薫製した「ファイア」を3月発売

 アサヒ飲料 ダイドードリンコの自販機に「ワンダ」を供給