仮想通貨管理リスク洗い出し 金融庁、GMOコインなど複数取引所に立ち入り

閣議後に記者会見する麻生金融相=9日午前、国会
閣議後に記者会見する麻生金融相=9日午前、国会【拡大】

 麻生太郎金融担当相は9日、仮想通貨取引所大手コインチェック(東京)以外の複数の取引所に対し、資金決済法に基づく立ち入り検査に着手したことを明らかにした。閣議後の記者会見で「システムリスクや内部管理体制の検証のためだ」と狙いを語った。

 金融庁は16の登録業者と、コインチェックを除く登録審査中の15のみなし業者に対し、今月2日までに安全管理体制などを報告するよう求めていた。この結果、顧客資産やリスクの管理体制などに不備のある取引所が見つかり、立ち入り検査で詳細に調べる必要があると判断した。財務内容なども詳細に調べることで、仮想通貨取引所全体の管理体制強化につなげる。

 関係者によると、金融庁は9日までにGMOコイン(東京)とテックビューロ(大阪市)の取引所2社の検査に着手。数カ月かけて全取引所を検査する方針だ。