「憧れの職業」CAの人気が下がった理由 「華やかな仕事」ではなくなった現実 (4/4ページ)

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 ANAは14年から、JALは16年から契約社員で採用したCAを正社員の雇用に切り替えた。正社員化には人材確保の狙いもあるが、一方で労働者に安心感を与えるのも事実だ。またCAは宿泊の機会が多く、出産・育児が難しいというイメージがある中、JALの場合、妊娠がわかればすぐ産休に入れるし、出産前まで地上勤務に配置転換も可能だ。産後3年間育休も取れ、16年からは不妊治療休職制度も導入している。

 今後はそうした労働環境がごく当たり前のことになり、「インフラ企業の勤務だから」「華やかな仕事だから」ではなく、「働きやすそうだから」という理由で、CAという職業が選ばれる必要があるだろう。

 谷出 正直(たにで・まさなお)

 採用アナリスト

 1979年、奈良県生まれ。エン・ジャパンで、新卒採用支援事業に約11年間携わる。2016年に独立し、新卒採用のコンサルティング、採用アナリストとして活動。採用・就職活動に関する情報を発信する。

 (採用アナリスト 谷出 正直 構成=畠山理仁)(PRESIDENT Online)