【フロントランナー 地域金融】東和銀行妻沼支店 高橋昌史支店長(1)


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 ■率先垂範して営業活動に取り組む

 何をするにも、言うのは簡単だが、実行するのは大変難しい。自分から率先して動かなければ何事も起きない。これは東和銀行妻沼支店の高橋昌史支店長が大切にしている言葉だ。

 2015年6月に、初めての支店長職として妻沼支店に赴任した高橋支店長。新任支店長ながら、就任直後の15年度下半期から16年度下半期まで、3半期連続で妻沼支店を総合表彰に導いた実績を誇る。

 支店を構える妻沼地区(旧妻沼町)は、埼玉県熊谷市の北部に位置し、利根川を挟んで群馬県の太田市南部と隣接。ネギをはじめとする農業が盛んなエリアだ。

 妻沼支店は、パートを含めても行員12人の小型店舗。店周は決して商工業が盛んなエリアではなく、地域住民も減少傾向にある。「ここで実績をあげていくには一人一人が自分の役割をしっかりとこなし、お客さまに選ばれる存在とならなければなりません。私自身が率先して動く姿を見せることで、部下にもそうした自覚を促しています」。こう話し、率先垂範して営業活動に取り組むという高橋支店長は、具体的にはどんな活動で妻沼支店を総合表彰に導いたのか。

 妻沼支店の営業活動を担うのは課長を含む3人の渉外係。2人の渉外担当者が店周と外周エリアを分担し、富裕層をはじめとした個人への資産運用提案や製造業を中心とした事業先への融資提案、職域での個人ローンセールスなどを行っている。

 営業エリアは妻沼地区にとどまらず、南は熊谷市街周辺、北は県境を越えて太田市の一部にも及ぶが、事業先数は限られる。そうした中、営業の基本としているのは、東和銀行がビジネスモデルにも掲げている「TOWAお客さま応援活動」だ。 「お客さまが抱えるニーズや課題の把握に努め、売り上げ増加や課題解決に役立つような提案を行うことで、金利だけに左右されず、お客さまに感謝される融資につながっていく」というのが高橋支店長の考えだ。

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 (編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp