大林組 創業家出身の会長留任 新たな経営体制 来月1日発足

 大林組は13日、リニア中央新幹線工事の談合事件を受けて3月1日に発足する新しい経営体制を発表した。創業家出身の大林剛郎会長(63)は留任する。

 大林組は、大林会長の留任の理由について「創業家出身としてグループをまとめる求心力を発揮してもらう」などと説明している。

 事務全般を担当する原田昇三副社長(68)は退任する。土木本部長としてリニア工事を担当していた土屋幸三郎副社長(67)は1月23日付で既に辞任した。従来は副社長が3人いたが、新体制では建築全般を担当する1人だけが残る。

 大林組は談合事件で当局から捜査を受けたのを踏まえ法令順守体制を整えるため体制刷新を決定。白石達社長(70)が辞任する人事を1月に発表していた。後任には蓮輪賢治取締役専務執行役員(64)を充てる。

 白石社長は6月下旬の株主総会で取締役も退任し、相談役に就く。