不動産大手5社17年4~12月期 2社増収増益、3社最終減益

 不動産大手5社の2017年4~12月期連結決算が13日、出そろった。住友不動産、東急不動産ホールディングス(HD)の2社は、マンション販売など住宅事業の好調で増収増益だった一方、三井不動産と三菱地所は好調だった前年同期からの反動減などから減収減益。野村不動産HDは増収減益だった。

 住友不動産はビル賃貸事業などが好調で、各利益が4~12月期としては2年連続で過去最高を更新した。

 東急不動産HDは高価格帯マンションの売れ行きが伸びたほか、投資家向けビルの売却益などが増えた。野村不動産HDは住宅事業で売上計上戸数が好調だったことに加え、新ビルの賃貸収入が寄与した。

 三井不動産は賃貸事業は増益だったが、投資家向け分譲事業の売上計上が年度末に集中していることなどが影響した。三菱地所は開発した賃貸用マンションの売却益が大きかった昨年度の反動が響いた。

 ■不動産大手5社の2017年4~12月期連結決算(売上高/営業利益/最終利益)

 三井不動産 1兆1016(▲8.1)/1359(▲18.3)/ 720(▲33.3)

 三菱地所    7904(▲4.1)/1433(▲ 4.7)/ 849(▲ 5.0)

 住友不動産   7077( 4.1)/1660( 14.7)/1082( 23.0)

 東急不動産HD 6088(21.4)/ 549( 30.5)/ 291( 34.0)

 野村不動産HD 4096(11.0)/ 517(  5.2)/ 274( ▲5.8)

 ※単位は億円、カッコ内は前年同期比増減率(%)、▲はマイナス