トヨタ工業学園で卒業式 全国の生産現場へ

 トヨタ自動車の企業内訓練校「トヨタ工業学園」は22日、愛知県豊田市のトヨタ本社で卒業式を開いた。自動車生産の専門技術を学んだ卒業生は、3月1日に正社員として全国の工場や開発部門に赴任する。

 卒業式には豊田章男社長が出席。中学卒業後に3年間学んだ高等部と、高卒で1年間学んだ専門部の卒業生を激励。

 トヨタ工業学園は1938年開校の豊田工科青年学校が前身で、生産現場などに人材を送り出してきた。