中国自動車大手が独ダイムラー筆頭株主に 9・69%取得

メルセデス・ベンツのロゴ(AP)
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 中国自動車大手の浙江吉利控股集団が、高級車「メルセデス・ベンツ」を展開するドイツ大手ダイムラーの発行済み株式総数の9・69%を取得し、筆頭株主になったことが23日、分かった。時価総額から換算すると、所得額は約90億ドル(約9600億円)。欧米メディアが伝えた。

 吉利は昨年12月、スウェーデンの商用車大手ボルボの株も買い取ることで合意。欧州主要企業の経営への影響力が増すことになる。

 吉利はダイムラーが力を入れている環境対応の電気自動車(EV)の技術を取り込む狙いがあるとみられる。吉利が既に傘下に収めている乗用車のボルボ・カーは2019年以降に発売する全車種を電動化モデルにする方針を表明。中国市場でも環境規制が強化されている。(共同)