UACJ社長に石原美幸取締役兼常務執行役員 人事に筆頭株主の古河電工が異議

 UACJは27日、石原美幸取締役兼常務執行役員(60)が6月21日付で社長に昇格する人事を発表した。岡田満社長(61)は副会長に就く。平成25年にアルミ圧延大手の古河スカイと住友軽金属工業が経営統合して同社が発足して以来、社長交代は初めて。今回の人事で山内重徳会長(69)、岡田氏、石原氏の3人が代表権を持つ。

 この人事に対し、筆頭株主の古河電気工業は27日、山内、岡田両氏の取締役退任を求める意見を表明。両氏のこれまでの経営に対し、合併効果が実現できていないと批判し、代表取締役として残ることが企業統治の面からも問題があると指摘した。株主総会では、両氏の取締役選任決議に反対する方針だ。

 石原美幸氏(いしはら・みゆき) 名大卒。昭和56年、住友軽金属工業(現UACJ)。平成29年4月から現職。岐阜県出身。