パナソニック、相談役を廃止 顧問は外部起用、経営の透明性高める

パナソニックの大坪文雄特別顧問
パナソニックの大坪文雄特別顧問【拡大】

  • パナソニックの中村邦夫相談役

 パナソニックは28日、社長や会長経験者が主に就いていた相談役のポストを4月1日に廃止すると発表した。中村邦夫相談役(78)は4月から、特別顧問に就く。これまで役員経験者が1年の任期で就いていた顧問についても、今後は社外から起用する。

 特別顧問は80歳までの年齢上限を設け、報酬はなくす。現在、共に社長経験のある谷井昭雄氏(89)と大坪文雄氏(72)は特別顧問になっているが、谷井氏は年齢上限を超えているため退任する。

 相談役・顧問制度に関して、今年から東京証券取引所に提出する報告書に任意で開示することが上場企業に求められ、制度を廃止する会社が相次いでいる。パナソニック広報は制度変更の理由を「昨今の世間の動向を踏まえ、外からみた経営の透明性を高めるため」としている。