シェア自転車サービス、競争激化へ LINEは配置の偏り解消へ割引料金導入 (2/2ページ)

LINEがモバイク・ジャパンと始める自転車シェアリングサービスで使用する予定の自転車
LINEがモバイク・ジャパンと始める自転車シェアリングサービスで使用する予定の自転車【拡大】

 室山氏は「管理コストが下がった分を利用者に還元する。違反をしないインセンティブ(動機づけ)が働き、信用経済社会が成立する」と話している。

 一方、27日から福岡でサービス提供を開始した「メルチャリ」も、利用者が放置自転車を元に戻したり、故障を報告したりすればポイントを付与する仕組みを導入している。また、ポートを民家や個人商店にも設けることで、利便性の向上も図る。

 自転車シェアリングをめぐっては、ソフトバンクもグループ会社が自転車シェアサービスに必要なシステムを提供。セブン-イレブン・ジャパンがこのシステムを採用したベンチャーと組み、店舗敷地へのポート設置も進めている。NTTドコモ系のドコモ・バイクシェアは自治体と組んで都内を中心にサービスを広げるなど、事業参入の動きが広がっている。(西岡瑞穂)

 ■国内で展開する主な自転車シェアリングサービス

 (展開都市/台数/主な特徴)

 ・LINEとモバイク・ジャパン

  未定/未定/配置に偏りのあるエリアで一時的な割引料金を導入

 ・メルカリ子会社による「メルチャリ」

  福岡市/3月中に400台/放置自転車を元に戻すとポイント付与

 ・ソフトバンクのグループ企業が提供する「ハローサイクリング」

  東京都内など/1000台/セブン-イレブンなどにポートを設置

 ・ドコモ・バイクシェア

  東京都内など/6700台/NTTドコモの契約者なら携帯電話料金と合わせて料金支払いが可能