再生計画案をタカタが提出

 欠陥エアバッグ問題で経営破綻したタカタは28日、再生計画案を東京地裁に提出した。今後、計画案を議決するための債権者集会を開き、負債の詳細などについて説明する。

 主要事業は中国系の米自動車部品大手キー・セイフティー・システムズ(KSS)に譲渡することで合意しており、4月中旬までに手続きを終えるとしている。

 KSSは滋賀県や佐賀県などの製造拠点と雇用を維持しつつ、正常なエアバッグやシートベルトの製品供給を続ける。一方、事業譲渡後に残った会社がエアバッグの改修に必要な部品を2020年3月まで供給する。

 タカタはエアバッグのリコール(回収・無償修理)費用がかさみ、昨年6月に民事再生法の適用を東京地裁に申請し受理された。

 再生計画案は昨年11月の提出予定だったが、債権者への弁済の見通し確定に時間がかかるとして延期していた。