JFE、ミャンマー経済特区で工場着工

 JFEスチールは1日、ミャンマーの最大都市ヤンゴン郊外のティラワ経済特区で建設資材用の鋼板を製造する工場の着工式典を開いた。投資額は約8500万ドル(約90億円)。2020年の稼働開始を予定している。

 経済発展が進むミャンマーでは、外国企業の進出に伴う工場や一般住宅の屋根や壁などに使用する建材用薄板の需要が急速に拡大しており、同国内での市場確保を狙う。

 JFEスチールによると、工場には、めっきと塗装のラインをそれぞれ1基ずつ設置。年間の生産能力はめっきラインが18万トン、塗装ラインが10万トン。

 式典に出席したミャンマーのヘンリー・バン・ティオ副大統領は「輸入に依存している(鋼板調達の)現状を抜本的に変える投資となる」と歓迎。JFEスチールの柿木厚司社長は「ミャンマー社会とともに成長し、経済発展に貢献したい」とあいさつした。(ヤンゴン 共同)