長谷工コーポ 賃貸資産1200億円まで引き上げ 良質な物件開発で収益安定化 (1/2ページ)

キッチンを住まいの中心にレイアウトしたブランシエスタ王子の「キッチンスタジオのある家」=東京都北区
キッチンを住まいの中心にレイアウトしたブランシエスタ王子の「キッチンスタジオのある家」=東京都北区【拡大】

 長谷工コーポレーションは、収益基盤の強化を図るため、賃貸事業を強化する。現在はグループ全体で約700億円の賃貸資産を保有しているが、中長期的に1200億円まで引き上げる計画だ。高橋勝英・常務執行役員は「立地性を重視した場所に、こだわりを持ちながら良質な物件を開発していくことで、収益の安定化を目指す」と話している。

 賃貸物件の今後の開発エリアは流動性を考慮して、全体の7、8割が首都圏となる見通しだ。

 長谷工グループは賃貸マンションを「ブランシエスタ」というシリーズ名で展開している。約4万3000平方メートルの広大な敷地を生かし、864戸のマンションやスーパーマーケットを含む複合商業施設、認可保育園などで構成される「王子5丁目プロジェクト」(東京都北区)では、「ブランシエスタ王子」を開設した。

 同物件の戸数は120。間取りは1K(約26平方メートル)~3LDK(約83平方メートル)で多彩なコンセプトルームを用意し、周辺相場に比べて強気の家賃を設定した。その一つが「キッチンスタジオのある家」。大型キッチンを住まいの中心に設置(約56平方メートルで、賃料は20万3000円)、ホームパーティーや料理教室を行える空間とした。

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