健康なら保険料を払い戻し 明治安田が来年4月から 健診結果を提出

 明治安田生命保険が、健康状態が良好であれば保険料の一部を払い戻すキャッシュバック制度を来年4月に導入する。毎年、血液や尿の検査数値を提出してもらうことで、契約者の健康への意識を高めるのが狙い。各社は長寿化などを背景に健康増進型保険を相次いで打ち出しており、今後、市場で存在感を増しそうだ。

 明治安田によると、毎年の健康状態に応じてキャッシュバックする仕組みを採用するのは業界初となる。死亡保険に加え、一部の医療保険への適用も検討する。

 払い戻す保険料は今後詰めるが、健康診断結果に記載された体格指数(BMI)や血圧などを基に額を決める。支社で血液検査を実施したり、セミナーを開催したりして、健康づくりのサポートも充実させる。

 健康増進型保険は、顧客の満足度向上につながる一方、保険会社も保険金の支払いが減る利点があり開発競争が進んでいる。第一生命保険は今年3月下旬に健康診断結果を提出すれば保険料を割り引く制度を開始。住友生命保険は、スポーツなどの取り組み状況に応じて保険料を引き下げる新商品を今夏にも発売する。

 これとは別に、各社は長寿化による保険金支払いの減少傾向を受けて保険料を引き下げる。4月には日本生命保険が死亡保険、第一生命が死亡、医療保険で保険料を引き下げる。明治安田も来年4月に死亡保険を値下げする方針だ。