VRで世界王者にパンチ ドコモが渋谷にダ・ゾーンPR施設

利用者はVRゴーグルを装着し、ボクシング元世界王者の八重樫東選手と対戦した=6日、東京都渋谷区
利用者はVRゴーグルを装着し、ボクシング元世界王者の八重樫東選手と対戦した=6日、東京都渋谷区【拡大】

 NTTドコモは6日、スポーツ動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)フォー ドコモ」のPRのため、仮想現実(VR)技術を活用してスポーツ体験などができる施設を報道関係者に公開した。27日までの期間限定で、利用は無料。

 施設は東京都渋谷区の「ダ・ゾーン フォー ドコモ スポーツラウンジ」。ボクシング元世界3階級制覇王者の八重樫東選手と“対戦”できるコーナーでは、利用者は模擬リング上でVRゴーグルを装着。映し出される3D映像を見ながら、手に付けたコントローラーを操作してパンチを出したり、相手の攻撃を避けたりして試合を楽しんだ。

 サービスは昨年2月に開始。ドコモ契約者なら、税抜き月額980円で年間7500試合以上の国内外のスポーツ映像がスマートフォンなどで見放題となる。契約数は近く100万件を突破する見込みという。

 6日会見した同社の吉沢和弘社長は「好きな選手やチームをフォローしたり、(映像を)ダウンロードしたりできる機能を追加する予定だ」と語った。