【コインチェック記者会見・詳報(3完)】「市場の影響などを踏まえ」日本円で返金

会見で謝罪し、頭を下げるコインチェックの和田晃一良社長(左)、大塚雄介取締役=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
会見で謝罪し、頭を下げるコインチェックの和田晃一良社長(左)、大塚雄介取締役=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)【拡大】

  • 会見するコインチェックの和田晃一良社長=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
  • 会見するコインチェックの大塚雄介取締役=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 --ネムの補償。ネムで返すのが当然ではないのか。なぜ日本円で換算して返すのか

 和田「補償方法に関しては、複数の法律事務所と相談して、このような結果になった。マーケットへの影響などを踏まえ、日本円での補償という形になった」

 --日本円で換算して返すと課税されるのでは

 大塚「国税庁と相談し、そこも含めてどうするか検討している」

 --マルウエアに感染した経緯。従業員がメールを開いてしまったのか

 大塚「そうだ。従業員に対する教育は行ってきた」

 --メールはどこから来たのか判明しているのか

 「判明しているが、捜査の関係上お答えできない」

 --価格下落は責任を負わないとのことだが、御社の都合で取引ができなくなった。それに対しても責任を負わないのはなぜか

 和田「それは利用契約上の根拠がある。別途、弁護士を通して回答させてもらいたい」

 --サービス再開は

 大塚「詳細は来週のリリースで詳しく説明したい。本日は控える。ネムについても再開を検討している」

 --メールは何時に受信されたのか。過去に兆候は

 大塚「そうした兆候は、過去には見当たらなかった」

 --ネム保有者に対する補償の前提となるレートの算出根拠は

 大塚「われわれで加重平均というものを採用し、弁護士と相談した」

 --仮想通貨の扱い数を削ることも考えているか

 和田「私たちは13種類を扱っているが、どんなリスクがあるか検討していく。どのような結論になるかは決定していない」

 会見は開始から約1時間20分後の午後5時20ごろに終了。和田、大塚両氏は一礼し、会場を後にした。

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