2度目の改善命令「経営体制の抜本見直し進める」 コインチェック一問一答

会見で謝罪し、頭を下げるコインチェックの和田晃一良社長(左)、大塚雄介取締役=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
会見で謝罪し、頭を下げるコインチェックの和田晃一良社長(左)、大塚雄介取締役=8日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)【拡大】

 コインチェックの和田晃一良社長と大塚雄介取締役が8日に行った記者会見での主なやり取りは次の通り。

 --「NEM(ネム)」保有者への補償や、停止しているサービスの再開は

 大塚氏「ネムの補償については、方法などを来週中をめどに当社ホームページ(HP)で知らせる。一部サービスの再開についても、システム面の安全性確認ができてきた。態勢が整い次第、来週中をめどに内容をHPで報告する」

 --経営陣の責任は

 大塚氏「2度目の改善命令を受け、経営体制の抜本的な見直しを進める。内容を吟味し報告する」

 --辞任も視野に検討か

 和田氏「そこも含めて検討はしている」

 --業容拡大に態勢整備が追いついていなかった

 大塚氏「昨年後半から仮想通貨全体の価格が急騰し、利用者が増えて、当社の業容拡大が進んだ」

 和田氏「人員はシステムや内部管理態勢などでも足りなかった。求人や紹介会社の活用で拡充を図ってきたが、今回のような事案につながってしまった」

 --顧客資産と会社資産は厳格に分別していたか

 大塚氏「顧客からお預かりした分は、顧客用の口座に分けてやっている」

 --顧客からの訴訟が相次いでいるが

 大塚氏「顧客と向き合ってちゃんと対応する」

 --資本増強の選択肢は

 大塚氏「あくまでも選択肢の一つ。具体的なものがあるわけではない」

 和田氏「顧客の保護が第一だ。そのために最も良い手段を取る考えだ」