【ドローンタイムズ】エンルートラボ、イームズロボティクス傘下に

 エンルートM’s(エンルートエムズ、福島市)は、エンルートラボ(埼玉県ふじみ野市)の第三者割当増資引き受けにより、1日付でエンルートラボの92.4%の議決権を取得し子会社化したと発表した。

 あわせて商号や役員体制の変更を行い、エンルートM’sはイームズロボティクス、エンルートラボはイームズラボと商号変更する。農業用途製品の開発について、EAMS(イームズ)JAPAN(大分市)と事業提携した。

 新会社イームズロボティクスは、新たに東京・西新橋に東京支社を開設し、機体の企画開発、マーケティング、機体の組み立て、補修メンテナンス、各種ソリューション提供、オペレーター指導、産学官のプロジェクトマネジメントを担い、先端的な実証機体や運行などへの法人や団体の需要に対応する。

 今後、測量サーベイ用機体、可搬性に優れた汎用(はんよう)機体、レーザースキャナー搭載用機体、安価な農業散布機体や災害救急用機体、インフラ点検向け特殊機体などの防塵防滴化UAV、物流UGV、ディープラーニング開発研究用キットなど、農林水産、産業、防災、医療、研究向けを含めて自律モビリティー開発と販売を手掛ける方針だ。