投資用不動産で5年間の“安心”を保証 イチワプロパティ・城谷祐補社長 (2/2ページ)

イチワプロパティの城谷祐補社長
イチワプロパティの城谷祐補社長【拡大】

 --物件の立地は一都三県だが、拡大する考えは

 「2027年のリニア新幹線開業もあって、名古屋、大阪でも投資用の中古マンションの需要が今後増してくるとみている。年内にもこうした地域でのトライを始めようと考えている」

 --新規顧客の開拓も課題だ

 「当社の中古マンションの価格はだいたい500万~1500万円。顧客は年収400万~500万円のサラリーマンや中小企業のオーナーなどが多く、顧客獲得競争が激しくなっている。次の一手として中国、台湾、ベトナムなどアジアで顧客開拓を始めることにした。3月に中国・青島で現地のユーザーに対する説明会を開催する。アジアの国々は、取得水準が上がってきており、日本のマンション物件に対しても関心がある。将来にわたって伸ばしていけたらと考えている」

【プロフィル】城谷祐補

 しろたに・ゆうすけ 日大法卒。不動産会社を経て2012年1月にイチワプロパティを設立し、現職。36歳。佐賀県出身。

【会社概要】イチワプロパティ

 ▽本社=東京都千代田区神田佐久間町2-3 秋葉原井上ビル7階

 ▽設立=2012年1月

 ▽資本金=990万円

 ▽従業員=約20人

 ▽事業内容=投資用ワンルームマンションの売買、賃貸管理、リフォームなど