中小企業

日本の“おもてなし”自動化で世界に ITベンチャーのACALLがサービス提供 (1/2ページ)

 □ACALL・長沼斉寿社長

 ■受け付け業務、人手介さず自動化

 大手に限らず中小企業でも深刻な人手不足で、受け付け業務に人を割けるほどの余裕はない。こうした中、ITベンチャーのACALL(アコール、兵庫県芦屋市)は2月から、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)技術を活用した来客対応サービス「ACALL」で新しい機能の提供を始めた。受け付け業務に限らず、入退館の管理や会議室の予約、飲み物の提供など、来訪者に関する一連の業務を人手を介さずに自動化させている。具体的にはいったいどんなサービスなのか、開発に携わった長沼斉寿社長に聞いた。

 スマホで会議室予約

 --来客対応サービスの仕組みは

 「来訪希望者が面会の約束を入れると、2次元バーコードが電子メールで送られる。それを紙に印字するか携帯電話の画面に表示させ、到着時に受付にある読み取り機にかざす。すると担当者に、来訪者の到着を電子メールで知らせる。クラウドベースによるサービスのため、専用の機械を導入する必要はなく、タブレット型の携帯情報端末を受け付けに置いておくだけで機能する」

 --ここまではよくある受け付けシステムだが

 「ACALLのサービスはここからが特徴的だ。ACALLは1月に、受け付けに関するさまざまな業務を一元化した独自のソフトウエア『OMOTENASHI(おもてなし)エンジン』を開発し、特許を出願した。同エンジンでは、社員が会議室や応接室の利用状況をスマートフォンなどで把握し、その場で予約できるようにした」

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