東芝、19年度新卒550人採用 18年度から2.5倍

 東芝は23日、2019年度入社の新卒採用計画を550人とすると発表した。18年度入社見込みは220人で、倍以上の採用となる。経営難のため17年度、18年度と採用を抑制してきたが、資本増強などで債務超過の解消が確実になったことから、成長事業を担う人材確保に力を入れる。

 東芝本体と17年度に分社した「東芝エネルギーシステムズ」(川崎市)など事業子会社4社の合計で、事務系120人、技術系400人、技能系30人を採用する。選考と採用は各事業会社が個別に行う。事務系と技術系の大半は大学卒・大学院修了が対象で、技能系は高校卒を対象とする。

 東芝テックや東芝エレベータなどの連結子会社を含めたグループ全体の19年度の新卒採用数は、計1500人になる。前年度入社見込みは計870人。

 一方、東芝の半導体子会社東芝メモリ(東京)も23日、岩手県北上市に予定する新工場で19年度に約150人を新規採用する計画を明らかにした。大卒・大学院修了の新卒が対象。ほかに三重県四日市市の工場から約300人を異動させ計450人程度を確保して生産準備を進める。

 高卒や社会人の中途採用も行う方向で、人員を段階的に増やし、最終的に1000人規模に拡大する見通しだ。

 東芝メモリは売却予定のため、東芝グループの採用計画に含まれていない。