トヨタが燃料電池バスをリース販売 東京五輪見据え性能PR

 トヨタ自動車は28日、水素を燃料にして走行時に水しか排出しない新型の燃料電池バス「SORA(ソラ)」のリース販売を7日に始めたと発表した。2020年の東京五輪に向け、東京都やバス会社が計100台以上の導入を予定しており、水素エネルギーを世界にPRする。

 17年2月に発売した国内初の燃料電池バス「トヨタFCバス」を量販向けに一部改良した。未使用時には自動的に格納される座席を採用し、ベビーカーや車いすの利用者が車内を移動しやすくしている。

 急加速を抑制する機能や、停車時にバス周辺の歩行者や自転車を検知し、運転手に音と画像で知らせる機能も追加した。災害時には外部へ電力を供給する電源としても使える。

 定員は運転手を含め79人。水素補充にかかる時間は約10分で、1回の補充で走れる距離は200キロ以上としている。