【家電Watch】ダイソン、コードレス掃除機5モデル

ダイソンのコードレス掃除機「DysonCycloneV10」
ダイソンのコードレス掃除機「DysonCycloneV10」【拡大】

  • ジェイムス・ダイソン氏

 ■ごみ吸い取り最長60分実現

 英家電メーカーのダイソンは、ごみの吸い取り性能が高く最長60分間の運転時間を実現したコードレス掃除機「Dyson Cyclone V10」の日本での販売を開始した。ダイソンオンラインサイトでの税抜き販売価格は、7つのアタッチメントが付属する上位モデル「Absolutepro」が9万9144円、普及モデルが6万9984円。アタッチメントの数やヘッドの種類などが異なる全5モデルを展開する。

 ◆80分の使用も可能

 V10は、小型、軽量、高速の三拍子がそろった新モーターを採用し、高い吸引力と最長60分の運転時間を実現した。発売を機に来日したダイソン・リミテッドチーフエンジニアのジェイムス・ダイソン氏は「V10は全ての掃除機に代わる未来型の機種だ。これまでのコードレス掃除機の中で最高の吸引力を持っている。V10が完成したことで、われわれはコードが付いた全ての掃除機に別れを告げる」と自信をみせた。

 V10は、同社のコードレス掃除機「V8」に搭載しているモーターに比べて半分の重量でありながら、毎分最大12万5000回転の速度を誇るモーターを採用した。クリアビン、サイクロン、モーターを直線的に配置して空気の流れが効率的になったことで、従来モデルよりも吸引力が向上した。

 さらに、最長60分間の使用が可能なバッテリーを採用したほか、未使用時には簡単にスイッチを切れる構造のため、一般的な掃除機に比べて無駄が少なく長時間使えるという。

 「バッテリーにはクールダウンが必要。使わない時にトリガーを離すことでバッテリーの寿命が延びる。われわれのバッテリーは、運転時間最長60分としているが、トリガーを効果的に使うことで、さらに20分長く使うことができる。つまり、80分間も使うことができる」(ダイソン氏)

 ◆アレルゲンも取る

 ごみと空気を分離し、高い吸引力を持続するサイクロン技術は、14個のサイクロンを本体の周りに同心円状に配置。各サイクロン内の空気は最高時速193キロに達し、重力加速度が7万9000G以上の遠心力を生み出して、微細なほこりまで効率的に空気から分離する。本体は気密性に優れた構造で、吸引したほこりやアレルゲンを室内に再び排出することがない。高性能フィルターを採用し、0.3ミクロンの微細な粒子を99.97%とらえるという。

 大きなごみから小さなごみまで同時に吸い取るソフトローラークリーナーヘッドにはカーボンファイバーを採用しており、静電気を抑える特徴もある。「多くのほこりは床に密着している。カーボンファイバーなら静電気を抑えながらそれらのほこりを取ることができる」(同)

 「Absolutepro」の本体サイズは幅250ミリ、奥行き245ミリ、高さ1232ミリ。重量は2.58キログラム。運転モードは3段階で、モーターを搭載しているソフトローラークリーナーヘッド使用時の運転時間は最長約40分、モーターを搭載していないアタッチメント使用時の運転時間は最長60分。(インプレスウオッチ)