障害者支援に参入、車両メンテ事業と相乗効果 堀江車輌電装の今後の展望を聞く (2/3ページ)


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 --16年にビルメンテナンス事業に参入した

 「障害者を紹介しているのに自社で障害者を雇用していないと説得力がない。このため、清掃を手掛けるビルメンテナンス会社を買収し、障害者雇用の受け皿にした。車両メンテ事業で私鉄や地下鉄と付き合いがある点を生かして、今後は駅やホテルの清掃などにも広げていきたいと考えている」

 --このほかの車両メンテ事業との相乗効果は

 「地味な車両メンテの会社が障害者支援事業をやっていることの意外性や、障害者支援で実績を上げていることもあって、メディアや講演などを含め注目が集まる機会が格段増えた。障害者支援事業を通じて『堀江車輌電装』の名前が広まり、屋台骨の車両メンテ事業に良い効果を生み出している」

 --障害者支援の無料セミナーも開催する

 「4月から企業に義務化されている障害者の法定雇用率が2.0%から2.2%に引き上げられ、同時に精神障害者の雇用も対象に加わるなど障害者雇用が大きな転換期を迎えている。当社の障害者支援も実績が積み上がってきたこともあり、企業がさらなる障害者雇用の拡大を目指すことを狙いに18日に東京でセミナーを主催することにした。厚生労働省や大学の専門家を招き、雇用制度や障害者の戦力化などのテーマで講演してもらう予定だ」

5~10年後の姿は