熊本しょうゆを首都圏、海外へ フンドーダイ五葉・山村脩社長に聞く (1/3ページ)


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 しょうゆ、みそなどを手掛け、来年で創業150年を迎える熊本県の老舗基礎調味料メーカーであるフンドーダイ五葉が、県外や海外ビジネスの拡大に大きくかじを切っている。第1弾として、首都圏向けに熊本の厳選素材を使った高級しょうゆを年内に発売する。今後の事業展開を1月に就任した山村脩社長に聞いた。

 東南アに合う甘口

 --歴史のある会社だ

 「当社は、熊本を代表するしょうゆメーカーのフンドーダイと、6次産業ビジネス推進のために2012年に設立された五葉グループが、14年に経営統合して発足した。しょうゆ市場の縮小で債務超過に陥ったフンドーダイから五葉グループが事業譲渡を受けたのが実態だ。再生に向けた磨き直しが、使命と思っている」

 --中核のしょうゆ市場は

 「しょうゆメーカーは全国に約1300社あるといわれているが、この数字も過去20~30年で半減したものだ。人口減や食生活の変化などで市場は年間3~5%のペースで減少している。当社の売上高(みそやドレッシングなどを含む)は約24億円だが、何もしないと年間1億円ずつ減る計算だ。しょうゆの県内シェアは35%だが、他に活路を求めないと立ち行かなくなる」

再生に向けての方策は