ホンダとウェイモ、合意間近 配送向け自動運転車の開発提携 (1/2ページ)

ジャガー・ランドローバーとの提携を発表するウェイモのクラフチックCEO(左)=3月27日、ニューヨーク(ブルームバーグ)
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 米IT大手グーグル系の自動運転システム開発会社、ウェイモとホンダとの提携が最終合意に近づいている。配送・物流用の自動運転車の開発に重点を置く提携になる見込み。

 両社は2016年12月に自動運転技術の共同研究に向けた検討に入ったと発表した。ホンダの広報担当者は、両社の連携について「引き続き協議している」と述べた。提携が実現すれば、ウェイモは1640億ドル(約17兆3610億円)規模の米配送・物流市場で競合他社としのぎを削ることとなる。

 ウェイモのクラフチック最高経営責任者(CEO)は3日までにブルームバーグとのインタビューに応じ、ホンダと共同開発する自動運転車について「ハンドルやブレーキの操作が必要ない、トラックより小型の車になりうる」と説明した。また、既存のモデルを改修するのではなく、一から開発した新型車となる可能性が高いという。

 クラフチックCEOはアリゾナ州で起きた米配車大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が歩行者をはねて死亡させた事故を受け、「ウェイモの自動運転車が同様の状況に遭遇した場合、ドライバーの関与なしに事故を回避できただろう」と安全性に自信を示した。

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