トヨタ紡織の沼新社長 次世代車向け内装開発強化

 トヨタ自動車グループで車の内装を手掛けるトヨタ紡織の沼毅社長が3日、名古屋市で記者会見し、運転手のいない自動運転車の内装など次世代車向け商品開発を強化する考えを示した。「社会の変化についていける体制をつくる」と述べた。沼氏は1日付で就任した。

 「高齢化への対応は避けて通れない」とも指摘し、幅広い世代が快適に過ごせる内装の必要性を強調した。大学など研究機関との連携も深める。

 トヨタがマツダやスズキと提携関係を強めていることについて「取引先が広がることでチャンスが来る。(マツダやスズキが強みを持つ)小型車に対応する技術が問われる」との認識を示した。

 前社長の石井克政副会長も同席し「(次世代車の内装開発で)外部との協力の必要性も検討している」と説明した。