KDDIがQR決済年度内導入 LINEなどと連携検討

社長就任会見に臨むKDDIの高橋誠社長=5日、東京都港区
社長就任会見に臨むKDDIの高橋誠社長=5日、東京都港区【拡大】

  • インタビューに答えるKDDIの高橋誠社長
  • 社長就任会見に臨むKDDIの高橋誠社長=5日、東京都港区

 KDDIの社長に1日付で就任した高橋誠氏(56)が5日、東京都内で就任の記者会見を開き、スマートフォンの2次元バーコードを使った「QR決済」を今年度中に導入し、対応店舗の開拓に向けて無料通話アプリを運営するLINE(ライン)やフリーマーケットアプリ運営のメルカリなどQR決済に注力する他社との連携を検討する考えを明らかにした。

 QR決済の対応店舗の開拓について、高橋社長は、大規模なPOS(販売時点情報管理)レジを導入しているコンビニエンスストアなどの多くは、QRコードの読み取りに対応している機器を備えているため、比較的開拓しやすいとの見方を示した。

 一方、「中小の店舗などが課題」と指摘。「QR決済に力を入れている他社に声をかけて一緒に開拓すれば、飛躍的に広がる」と期待を示した。

 QR決済の加盟店は、NTTドコモが早期に10万店を目指しているほか、LINEは年内に100万店を目指している。だが、コンビニを除くと拡大が進んでいないのが現状だ。

 KDDIがQR決済を始めれば、ポイントサービスなどで他社と競合することになるが、実際に利用できる店舗が広がらなければ、サービスで差別化することもできない。

 高橋社長は「加盟店は広がれば広がるほどいい。その上で自分たちのサービスで勝負することになる」と説明した。