ホロレンズで船員遠隔訓練 マイクロソフト、JRCSと協業 サービス開発

レストランシップ「ヴァンテアン」で披露されたホロレンズを使ったデモ=6日、東京湾
レストランシップ「ヴァンテアン」で披露されたホロレンズを使ったデモ=6日、東京湾【拡大】

 日本マイクロソフトは6日、ゴーグル型端末「ホロレンズ」の複合現実(MR)技術を使ったサービス開発で、船舶用設備など海洋事業を手掛けるJRCS(山口県下関市)と協業すると発表した。2019年3月をめどにホロレンズを用いた船員向けの遠隔トレーニングサービスの提供を始める。

 ホロレンズは眼鏡のように装着し、透明ディスプレーの視界に仮想物体の映像が映し出される。娯楽や産業分野での活用が進む。

 遠隔トレーニングサービスでは、訓練中の船員が実際に船舶に乗り込まなくてもホロレンズを装着することで、例えば、機関室での機器類の操作などの指導を遠隔で受けられるようになる。海外にいる外国人船員らが想定され、トレーニングの効率化が進めば船員不足の解消も期待できるという。

 両社はこのほかにもホロレンズを使った、船舶のメンテナンスや無人での自動航行について研究開発を進めることで一致している。