コインチェック、決算開示見通せず マネックスが「円満買収」強調も課題山積 (3/4ページ)

 A.(松本氏)M&Aは結婚のようなもので、一緒に新しいサービスを築いていくようなもの。どちらがどっちとか、企業を「買い物」するというわけではない。マネックスにはなかった新しい技術を持つCC社と今回の買収に当たり「良い出会い」ができたと思っている。CC社の知名度はビットコイン、暗号通貨業界で世界的なものであり、そのブランド価値は大きい。CC社の名前もサービスも今後継続して残す。

 Q.仮想通貨「NEM(ネム)」の補償と今後の取り扱いは

 A.(和田氏)流出した分の補償については460億円を3月末までに完了した。全ユーザーのCC社のアカウントに返還する形で行った。NEMについては今後も継続して取り扱っていく。補償に関しては、完全子会社化が決定する前に完了した。

共同記者会見に臨むコインチェックの和田晃一良社長=6日午後、東京都港区

共同記者会見に臨むコインチェックの和田晃一良社長=6日午後、東京都港区

 A.(松本氏)NEMの補償は終わったが、CC社の債権債務を承継する形となった。今後は(マネックス)グループ全体の問題として取り組んでいく。

 Q.今回のM&Aの経緯は

 A.(松本氏)CC社は多数の外国メディアからも注目されている。顧客基盤、ブランドバリュー、技術力もある大変強い企業。私もCCのユーザーで、依然から和田、大塚両氏は存じ上げていた。事件後、CC社に対して「私たちができることはありますか」と声を掛けた。その後、時間が空き3月半ばにCC社のほうから「話がしたい」とアプローチがあった。

 Q.金融庁の審査次第では、みなし業者の状態でサービス再開するのか

2カ月以内にCCの業務再開目指す