【日本発!起業家の挑戦】UIデザインとツール提供、二兎を追う「グッドパッチ」 (1/5ページ)

グッドパッチ最高経営責任者の土屋尚史氏
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 □グッドパッチ創業者・土屋尚史氏に聞く

 日本のデザインの感覚は世界のそれとは違う。そういう状況が何百年も続いてきた。しかし、グッドパッチの創業者で最高経営責任者(CEO)の土屋尚史氏は、デザインは変化し、今後グローバル標準のデザインを目にすることが多くなると指摘する。

 グッドパッチは2011年に設立された、日本を代表するUI(ユーザーインターフェース)デザインの会社だ。いち早くUIをデザインの中心に据えて成長し、複数のベンチャーキャピタル(VC)から投資を得る、現在日本で最も評価額が高いデザイン会社でもある。

 情熱あるチーム探す

 --“デザイン”が扱う領域は幅広いですが、グッドパッチはどんな会社のどんな製品をターゲットにしていますか

 「意味のある製品を作りたいと考えるクライアントを探しています。強いビジョンを持った会社と仕事をしたいですね。新規のクライアントを受ける前に、会社のミッションや製品に対するビジョンを詳細に尋ねる質問票を送るんですよ」

 --保守的な会社は驚くでしょう

 「そうですね。質問に答えない会社が多いですし、ときには機嫌を損ねてしまうことさえあります。しかし、背後に情熱を持ったチームがいるプロジェクトを探したい私たちにとって、質問票はとても役に立ちます」

大企業で情熱を持ったチームを探すのは難しい?