ビクセン 「星景」撮影器具の販売強化 写真愛好家に天体観測アピール (1/2ページ)

カメラと接続して「星景写真」を撮影するための器具「星空雲台ポラリエ」(左)
カメラと接続して「星景写真」を撮影するための器具「星空雲台ポラリエ」(左)【拡大】

 家庭用天体望遠鏡で国内シェア6割を占めるビクセンは、星空と景色を一つの画像に納める「星景写真」を撮るための器具の販売を強化している。写真愛好家に星空の魅力を伝えることで、新しい天体観測ファンとして取り込み、毎年数%ずつ堅実に成長を目指していく。

 同社が製造する星景写真撮影器具は「星空雲台ポラリエ」。星空を撮影するときに三脚に取り付けて作動させる赤道儀の一種だ。

 赤道儀は天体観測を正確に行うための装置で、天体望遠鏡に取り付けると星空の動きに合わせて自動的に回転する。通常、写真を撮ると長時間露光の影響で星が線状に流れるように写ってしまう。しかし赤道儀に載せたカメラで撮影すると星が線ではなく点で写り、くっきりとした星空の写真が撮れる。

 ポラリエは、カメラと直接接続して星空を撮影するための専用器具として2011年に発売。従来製品に比べ小型化されて操作も簡単になり、初心者でも使いやすくなった。重さも800グラム弱と軽く、リュックやカメラバッグに入れて登山やキャンプなどのときに持ち歩くことができる。

 写真愛好家にアピールするため、カメラ店やフォトコンテストなどと連携したり、同社の社員が出向いてワークショップを開いたりして、販売促進につなげている。

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