日立がインドのベンチャー出資

 日立製作所は10日、インドの現地のITベンチャーであるMGRM Net社(ニューデリー市)に出資したと発表した。出資額は非公表で、発行済み株式の26%を取得した。行政のデジタル化に関するMGRM社のシステムやソフトと、日立のモノのインターネット(IoT)サービス基盤「ルマーダ」を組み合わせて、学校行政やヘルスケア、農業、保険など幅広い分野で案件受注を目指す。

 MGRM社は1998年設立で、2016年12月期の売上高は約5億円。学校向けに成績などのデータをデジタル管理するシステムなどを提供してきた。同社は日立の出資を機に、社名を「日立MGRM Net」へ変更した。

 日立はインドを最重要地域の一つと位置づけ、ITサービスの事業拡大に力を入れている。インド事業の売上高は17年3月期で約1500億円だったが、5年後の22年3月期には3000億円強に増やす考えだ。