大和ハウス、作業用ロボットスーツ導入 国内全工場で腰痛リスク低減 (1/2ページ)

床材を運ぶ作業員。腰への負担は最大で4割低減する=10日、茨城県龍ケ崎市の大和ハウス工業竜ヶ崎工場
床材を運ぶ作業員。腰への負担は最大で4割低減する=10日、茨城県龍ケ崎市の大和ハウス工業竜ヶ崎工場【拡大】

 大和ハウス工業は10日、CYBERDINE(サイバーダイン)が開発・製造するロボットスーツを国内の全工場に本格導入したと発表した。部材を運ぶ際の負荷を抑制することにより「腰痛リスクの低減を図る」(新倉昭人・ロボット事業推進室室長)のがねらいで、さらなる労働環境の改善につなげる。

 東北(宮城県大崎市)や奈良(奈良市)など全国9工場に計30台の「HAL 腰タイプ作業支援用」を導入した。

 同ロボットは防塵・防水タイプで約3キロというコンパクトな軽量モデルのため、装着したまま長時間作業を行える。5段階の調節によって腰への負担は最大で4割低減。その効果によって例えば20キロの部材を取り扱った場合は、12キロ程度の荷物を運んだような感覚になるという。

 主力拠点の竜ヶ崎工場(茨城県龍ケ崎市)では4台を導入した。床材や衛生陶器といった部材の集積作業などで使用する。茨城県の南部は工場や物流施設が相次いで稼働しており「人材確保が難しい」(平原和洋工場長)ため、ロボットスーツの使用によって働きやすい工場である点をアピール。人手不足問題の克服にもつなげていく。

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