トイザラスが日本事業売却へ 1千億円超、複数応札

 昨年9月に経営破綻した米玩具販売大手トイザラスが、日本を含むアジア事業の株式を10億ドル(約1千億円)超で売却する見通しになったことが11日、分かった。同社の代理人弁護士が、連邦破産裁判所で明らかにした。ロイター通信が報じた。

 売却するのは、アジア地域を管轄する会社の株式85%。入札に対して複数の応札があった。日本では日本トイザらス(川崎市)が約160店を展開している。

 米トイザラスは1948年に前身の家具店が創業した。玩具販売に特化して規模を拡大したが、インターネット通販大手アマゾン・コムや小売り大手ウォルマートなどとの競争激化で経営が悪化した。

 昨年9月、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。経営再建を目指して店舗運営を続けたが販売を盛り返せず、今年3月に米国事業の清算に向けて破産裁判所に承認を申請したと発表した。(共同)