金融庁、スルガ銀に立ち入り検査へ アパートローン巡り、貸し出し姿勢問われる可能性も

スルガ銀行本店を訪れた弁護士ら=3月15日午前、静岡県沼津市
スルガ銀行本店を訪れた弁護士ら=3月15日午前、静岡県沼津市【拡大】

 女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営会社が頓挫した問題で、金融庁が物件所有者の大半に購入資金を貸し出していたスルガ銀行への立ち入り検査を検討していることが12日、分かった。金融庁は既に報告を求めていたが、営業やローン審査の体制などに問題がなかったか立ち入り検査で把握する必要があると判断した。

 問題が判明すれば業務改善命令などの行政処分に踏み切る方針。近年ブームとなっていたアパートローンを巡り、銀行の貸し出し姿勢が問われる可能性も出てきた。

 今回の融資では、物件を所有する約700人への大半の貸し出しがスルガ銀の横浜東口支店に集中していたことが分かっている。金融庁はこの点に注目しており、同支店の営業姿勢が適切だったかどうかや、本店が支店の実態を把握していたかを調べる。